斎藤雅樹氏、工藤公康氏らが野球殿堂入り 工藤氏は11度の日本一

5氏が殿堂入り、斎藤氏は巨人で3つのセ・リーグ記録

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日本プロ野球機構が発表したプレーヤー表彰の開票結果

 野球殿堂博物館は18日、今年の野球殿堂入り5氏を発表。競技者表彰委員会プレーヤー表彰選出では、斎藤雅樹氏(現巨人2軍監督)、工藤公康氏(現ソフトバンク監督)が選出された。

 斎藤氏は巨人で3度の沢村賞に輝いた。最高勝率3回、最優秀防御率3回、最多勝利5回はいずれもセ・リーグ記録。1990年にはMVPにも輝いた。通算426試合登板で2375回2/3を投げ、180勝96敗、防御率2.77、1707奪三振の成績を残している。

 工藤氏は西武、ダイエー、巨人、横浜の4球団で実働29シーズンにわたって活躍。日本記録の最高勝率4回を誇り、最優秀防御率4回、MVP2回など数々のタイトルを受賞している。西武、ダイエー、巨人の3球団で日本シリーズを制すなど、11度の日本一に輝いた。通算635試合登板で3336回2/3を投げ、224勝142敗、防御率3.45、2859奪三振。

 また、エキスパート表彰では故・榎本喜八氏、特別表彰委員会からは故・松本瀧蔵氏、山中正竹氏が野球殿堂入りとして選出された。

 これで殿堂入りは192人となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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