広島ジョンソン、ド軍移籍の前田について語る 「働き者」で「頑張り屋」

「大リーガーになるために必要だと言われたことは、彼はこなすよ」

 投球についても、最大限の賛辞を送っている。

「グラウンド上では働き者だね。大柄ではないし、小柄だけど、頑張り屋。ガゼルみたいに彼は走れる――長距離、短距離、本当に懸命に取り組んで、それが試合へと結びついている。全投球でストライクを取る。大リーガーになるために必要だと言われたことは、彼はこなすよ」

 記事では、ジョンソンのこんなコメントを紹介。メジャーでの活躍、成功に太鼓判を押している。

 さらに、前田が得意とする打撃についても、昨年は投手トップの13安打(実際には12安打)を放ったことや、ジョンソン自身も10安打(実際には9安打)で「切磋琢磨」していたこと、前田が今年ホームランを1本放っていることにも言及している。

 ジョンソンは06年にドラフト1巡目(全体40位)でレッドソックスに指名され、パイレーツ、ツインズと渡り歩いたが、メジャーでは7試合のみの登板に終わり、白星を挙げられなかった。「ロサンゼルス・デイリーニューズ」の取材に対しては、日本で活躍し、将来的にはメジャー復帰することが目標だと語っている。前田とジョンソンがメジャーの舞台で投げ合う日が、いつかやってくるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY