巨人新助っ人、成功への”共通項” 今年のギャレットとクルーズはどうなる?

マイコラス&ポレダ、マシソン&ボウカーの例では…

 昨年、加入したマイルズ・マイコラスとアーロン・ポレダ両投手もそうだった。09年にはパドレスで、14年はレンジャーズでともにプレー。一緒にスプリングトレーニングも行っていた。巨人入団前から知り合いがいたのはお互いにとって大きかった。

 おとなしいポレダと自由奔放なマイコラスと対照的な性格ではあったが、お互いに話し相手がいることで孤立せずに、過度なストレスは感じていない様子だった。マイコラスは13勝3敗で最高勝率(.813)のタイトルを獲得。ポレダもローテーションを守る活躍で、2人とも再契約と大幅年俸アップを勝ち取った。来日1年目は成功だったと言えるだろう。

 今年で5年目のシーズンを迎えるマシソンも2012年の来日当時は心強い友・ジョン・ボウカー外野手がいた。入団前年の2011年に2人ともフィリーズのマイナーチームでプレー。ともに筋力トレーニングが好きで、一緒に練習を行うほど仲が良かった。

 マシソンは中継ぎで地位を確立した。日本一に貢献し、160キロも計測。3連覇に欠かせない存在となった。一方のボウカーも華々しい活躍とはいえなかったが、日本ハムとの日本シリーズでは存在感を見せ、2年目の契約を勝ち取った。慣れない日本での生活の大変さを2人で分かち合い、ストレスを半減できたことがプレーにつながったといっていい。

 異国の地で成功するのは容易なことではない。言葉や文化、食事が違うことは野球をやる上で相当なストレスだ。そのストレスを極力、排除するなど球団側の配慮は行き届いているように見える。

 果たして今年のギャレット、クルーズのコンビはどうだろうか。同じチームでプレーした経験が、成績に直結するわけではない。あくまで本人の日本での取り組み次第だが、互いの存在が大きな精神安定剤になるのは間違いない。2年も先に日本でプレーしているクルーズが主軸候補・ギャレットの成功の鍵を握っているかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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