今季はメジャー昇格目指す戦いも熱い? 日本球界から続々とマイナー契約

李大浩はマイナー契約でマリナーズへ、夢のメジャー昇格果たせるか

◯李大浩内野手(マリナーズ)

 12年に韓国ロッテからオリックスに移籍し、1年目から打点王(91打点)に輝いた。14年にソフトバンク移籍。昨年は自己最多の31本塁打、98打点をマーク。日本シリーズMVPにも輝いた。マリナーズとはマイナー契約で、招待選手としてメジャーキャンプに参加。韓国メディアは出来高を含めて年俸1年400万ドル(約4億8000万円)と伝えているが、これはメジャー昇格を果たした時の額で、スプリット契約となっているようだ。マリナーズは正一塁手候補のアダム・リンドを獲得し、同じ右打ちでは前楽天のギャビー・サンチェスもマイナー契約で加入した。メジャー昇格を掴みとれるか。

◯マット・マートン外野手(カブス)

 06年にカブスで144試合出場、打率2割9分7厘をマーク。10年に阪神加入すると、1年目にイチローのシーズン210安打を塗り替える同214安打の日本記録(当時)を樹立した。2014年には打率3割3分8厘で首位打者に輝くなど、6年間にわたって阪神打線を牽引。昨季終了後に自由契約となったが、カブスとマイナー契約を結んだことが報じられた。メジャーデビューを果たしたカブスには8年ぶりに復帰することになる。

◯ギャビー・サンチェス内野手(マリナーズ)

 マーリンズ、パイレーツでMLB通算700試合に出場し、61本塁打。昨季、楽天の主軸候補として来日も、日本の野球に馴染めず、66試合出場で打率2割2分6厘、7本塁打、18打点に終わった。1年で戦力外となり、マリナーズとのマイナー契約に合意。メジャーキャンプに招待選手として参加する予定で、同じ右打ち・一塁手の李大浩とメジャー昇格を争うことになる。

◯ネイト・シアーホルツ外野手(タイガース)

 メジャー4球団で799試合に出場し、52本塁打。昨年はレンジャーズとマイナー契約を結んだものの、3月に自由契約となり、4月に入ってから広島と契約した。日本野球に徐々に適応していたが、出場機会に恵まれず、65試合出場で打率2割5分、10本塁打、30打点の成績で自由契約に。タイガースとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待選手として参加する。

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