マ軍新監督がイチローに期待するのは「リーダー」の役割 球団社長が明かす

「イチローとマッティングリーはすでに話をしている」

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マーリンズ・サムソン球団社長【写真:編集部】

 サムソン球団社長は、指揮官が百戦錬磨のイチローを高く評価し、チームを導くリーダー役など様々なタクスを期待していることを明らかにした。さらに、メジャー本塁打記録(762本)を誇るバリー・ボンズ氏を打撃コーチに招聘したマーリンズだが、高い技術に加えて崇高なプロ意識を誇るイチローの若手への影響力を指揮官は高く期待しているという。

 キャリア初となるナ・リーグ挑戦となった昨年は、クラブハウスで若手選手から敬意を集めたイチロー。クリスチャン・イエリッチ外野手、マルセル・オズナ外野手らは“レジェンド“に心酔。首位打者となったディー・ゴードン内野手に至っては、イチロー特製の除湿剤入りのバットケースをリクエストし、プレゼントしてもらうほどだった。

「イチローとマッティングリーはすでに話をしています。テキストか電話か。マッティングリーはイチローに会えることをすごく楽しみにしています。あと2週間ですよ」

 現役時代にスーパースターだった新監督は、19日にフロリダ州ジュピターでスタートするスプリングキャンプ前から、チームリーダーとして期待するイチローとコンタクトを取っている。これもリスペクトの表れだろう。天才打者に理解と敬意を払うマッティングリー監督のもとで、イチローは残り65本に迫ったメジャー通算3000本安打の金字塔と、ワールドシリーズ制覇に挑戦することになる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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