必ず「ありがとう」　DeNA山崎康、隠れた“ルーティン”ににじみ出る人柄

気負わず、「楽に、楽に」

　昨年の成績（1年目で守護神を務め、新人最多記録となる37セーブ）で注目度もアップ。何か変わったことはないか問うと、「そうですね。いろんな方に声をかけていただきますけど、僕あまり気負うタイプではないので、楽に、楽に、と思っています」と答え、マイペースさをのぞかせた。

　プロ初のオフシーズンには、アメリカへ約2週間の短期留学にも出向いた。そこで毎日英会話のレッスンへ行き、語学力に自信をつけた。さらに、体幹をしかり安定させるトレーニングを重点的に行い、コンディショニングやサプリメントなどの栄養学も勉強。また、バスケットボールやアイスホッケーなど、ほかのスポーツを観に行ったりもしてたくさんの刺激を受けてきた。

　1年目の活躍で取材やイベント出演の依頼が殺到する中、チームと相談の上で、自分を高めることにも時間を費やした右腕。そんな山崎投手にこんな質問をしてみた。