復活、アピール、定位置争い…対外試合第1号にかける選手たちの思いとは

2年前に新人ながらロッテの開幕4番を務めた男も猛アピール

◯DeNA6-1中日(北谷)

「2番・レフト」で先発出場した荒波翔が本塁打を放ち、梶谷、筒香、関根らとの外野手争いを熾烈なものとした。第1打席ではセンター前ヒット。2点リードの2打席目に中日の小熊から右中間席へ運んだ。

 9回には思い切りの良いバッティングが魅力の飛雄馬がソロホームランを放ち、ラミレス新監督に猛アピールした。投げては、すでに監督から開幕投手に指名されている山口俊は3回無失点4奪三振の力投を見せた。

◯ロッテ6-7台湾ラミゴ(石垣島)

 ロッテは「4番・DH」に“アジャ”こと井上晴哉が座り、豪快弾。復活へアピールした。左内腹斜筋肉離れで離脱した青松慶侑内野手に代わり、13日に昇格した井上は7回、外角低めのボールをうまく流し打った。打球はぐんぐん伸びて、ホームラン。2年前のオープン戦ではドラフト5位で入団した新人だったにもかかわらず、打率トップになり、開幕4番にも起用された。結婚もし、今年は勝負の年となる。強い気持ちで、本塁打だけでなく、3安打の活躍を見せた。

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