ホークス「3」、広島「1」…“空席”となっている各球団の1桁背番号事情

「ミスターロッテ」も空き番号、ヤクルトは守備の名手の「6」が空席に

◯ロッテ 「0」「8」

「0」は89~93年が初芝清内野手、95、96年が吉田篤史投手、97~06年が諸積兼司外野手、07~14年が荻野忠寛投手。「8」は69~86年にチームの主力選手で監督も務めた有藤通世内野手、92、93年はマックス・ベナブル外野手、94~96年は平野謙外野手、97~02年は清水将海捕手、03、04年は波留敏夫外野手、そして今江が05年から15年まで背負った。

◯西武 「3」「4」「7」

 西武は3つの番号が空いている。「3」は清原和博、中島裕之ら右の強打者、「4」は笘篠誠治、高木浩之ら内野手のイメージが強い。「7」は石毛宏典、松井稼頭央(楽天)、片岡易之(巨人)ら内野手のリードオフマンたちがつけていた。

◯オリックス 「0」「5」「9」

「0」は93~97年が本西厚博外野手、14、15年は先日現役引退を発表した鉄平外野手。「5」は00、01年にジョージ・アリアス内野手、03、04年が山崎武司外野手、06~08年は清原和博氏が現役最後に背負った番号で、13~15年は昨季限りで現役を引退した平野恵一内野手がつけた。「9」は02~07年まで平野、10年から昨年までは坂口智隆外野手(ヤクルト)の番号だった。

◯楽天 「3」

 唯一、「3」が空席となっている。球団創設時から08年まで吉岡雄二内野手が背負い、09年以降は助っ人外国人の番号となっている。09、10年はリンデン、11年はルイーズ、12年はフェルナンデスと続き、13年はケイシー・マギー内野手で日本一に。昨年はサンチェス内野手だった。次も外国人選手となるだろうか。

【セ・リーグ】

◯ヤクルト 「6」

「6」は守備の名手の代名詞となっている。79~90年までは水谷新太郎内野手、95~13年までは宮本慎也内野手がつけ、14年以降、空き番号になっている。守りの要というイメージがあるため、チームの中心選手として活躍できる好守の選手が出てくるよう、毎年のように期待されている。若松勉氏、池山隆寛氏、岩村明憲氏、青木宣親外野手らの背番号1は今年から山田哲人内野手がつけるなど後継者は出てくるが、6番はなかなか現れない。

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