日ハムドラ6横尾、紅白戦で活躍→“1軍昇格” 栗山監督「連れて帰ります」

二塁打2本に1打点マーク、「今日みたいなプレー心がけたい」

 日本ハムのドラフト6位・横尾俊建内野手が20日の紅白戦で2本の二塁打に1打点をマークし、“1軍昇格”を決めた。白組の「7番・二塁」で先発し、結果を残した。栗山監督は試合後に「横尾は今日(1軍に)連れて帰ります」と明言した。

 日大三高で高校通算58本塁打、慶大では東京六大学記録に並ぶ4試合連続アーチを含む大学通算13本塁打をマークした将来のクリーンアップ候補。指揮官は18日に2軍施設を初視察した際に「打撃に柔らかさが出た」と絶賛し、2010年に打点王に輝いた小谷野(現オリックス)に重ねあわせて「栄ちゃんっぽくならないかな」と期待していた。

 同じ日には「1軍に呼ぶのは3月になってからかもしれないけど。慌てなくていい」とも話していたが、想定よりも早く合流させることを決めた。それだけ、鮮烈な印象を残した。

「横尾の内容はすごくいい。1軍のコーチにも思った以上に良いアピールをしてくれたと思う。さらに競争が激しくなるのはいいこと」

 栗山監督は横尾の活躍に満足気な様子。本人も「頑張ります。今日みたいなプレーを常に心がけたい」と、さらなる活躍へ向けて気合を入れていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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