ロッテ新助っ人が場外弾、巨人完封リレー…20日のオープン戦

オープン戦開幕3試合

　プロ野球のオープン戦が20日、開幕し、各地で3試合が行われた。

　高橋由伸、ラミレス両監督の初対戦となった巨人-DeNA戦は巨人が2-0で勝利。巨人は0-0で迎えた4回にルーキーの重信が二塁への内野安打で出塁すると二盗に成功。4番・ギャレットのタイムリー二塁打で先制した。8回にも1点を追加。投げては先発のマシソンが3回を無失点に抑えると、田口が4イニングを零封。戸根、田原と完封リレーを見せた。

　広島は昨季王者のヤクルトに11-1で快勝。先発の野村が初回に先頭の坂口にセンター前ヒットを許し、2死三塁からワイルドピッチで先制点を許したが、3回まで1失点。その後、ルーキー横山、藤井、中田、今村と継投し、点を許さなかった。一方、打線は2番手の杉浦から2点を奪うなど、2桁安打で11得点。9回にエルドレッドがソロ弾、土生が2ランを放った。

　また、中日と対戦したロッテは相手先発・若松を攻め、初回に新助っ人ナバーロがレフト場外に先制2ラン。井上の三塁打の後、井口がレフトへタイムリーヒットを放つと、2回には伊志嶺がソロ弾、井上にも左中間へ2ランを放ち、6点をリード。一方、ロッテ先発の大嶺祐は4回を2安打無失点ピッチング。中日は3回からマウンドに上がった2番手の浜田達が3回無失点の好投。6回には堂上が2ランを放つも最後まで追いつけず、ロッテが9-4で勝利した。

巨人　2-0　DeNA　（沖縄セルラー那覇）

ヤクルト　1-11　広島　（浦添）

中日　4-9　ロッテ　（北谷）

【了】

フルカウント編集部●文　text by Full-Count