DeNA育成2位・山本武白志の現在地―「お手上げという感じでは全くない」

山本功児氏の長男・武白志、春季キャンプ過ごす将来のスター候補の胸中は…

 DeNAの育成ドラフト2位ルーキー・山本武白志内野手が、プロの世界で着実に成長を続けている。

 昨夏の甲子園では九州国際大付高の主砲として活躍。2回戦の大阪偕星高戦では2打席連続本塁打を放つなど3本塁打をマークした。さらに、巨人、ロッテなどで活躍し、引退後はロッテで監督も務めた山本功児氏が実父であることもあり、話題となった。

 プロの世界でも目立つ187センチ、87キロの恵まれた体格で、天性の長打力は大きな魅力。育成での指名は予想外だったが、支配下登録を目指してDeNAの2軍キャンプで汗を流している。

 ここまで対外試合では2試合ノーヒットとなっているものの、その素質は確か。3打数無安打に終わった練習試合・中日戦後も、山本は「自信は全くなくなっていない」と言い切った。スター性十分の将来の大砲候補の「現在地」はどこなのか――。

――実戦でプロの真剣勝負の球を見始めている。どう感じている?

「これといった変わりはあまり分からないですけど、変化球の曲がり始めが高校生に比べたら多少、遅いかなと思います。でも、そこまで滅茶苦茶とんでもないということはまだないですね」

――対外試合の成績は?

「今のところ2試合で5タコです」

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