「平成の怪物」復活なるか 2年目迎える松坂大輔、今季は何が違う?

復帰への道を順調に歩むホークス松坂、1軍登板なしに終わった昨季との違いは

「平成の怪物」の復帰が着々と近づいてきている。昨季、米メジャーリーグ・メッツからソフトバンクに加入した松坂大輔。移籍1年目は右肩の不調に苦しみ、1軍登板なしに終わった右腕が、復帰への道を順調に歩んでいる。

 昨年8月18日、内視鏡下による右肩関節唇及び腱板クリーニング術、ベネット骨棘切除術、後方関節包解離術の複合的手術を受けた松坂。手術翌日からリハビリを開始すると、そこからは順調に回復の一途をたどった。術後1か月で、キャッチボール再開可能な筋力数値まで回復。3か月でキャッチボールを再開すると、リハビリを行っていた米国でブルペンでの投球練習も再開した。

 宮崎での春季キャンプでも、順調そのものである。

 キャンプ初日からブルペン入りし、捕手を座らせて50球の投げ込み。右肩の状態を確かめながらの調整のため、連投は行えないが、2月16日には1度目のフリー打撃に登板し、21日には2度目の打撃投手を務めた。この時には昨季トリプルスリーを達成した柳田悠岐と対戦。真っすぐだと分かっていながら、大砲が差し込まれるほど、球の勢いが戻ってきている。

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