ダルビッシュ有、約1年ぶりに通常マウンドで投球 「彼が戻ってきた!」

手術後初のフルマウンドで15球、「痛みはない。いいボールを投げられた」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が2月29日(日本時間1日)、昨年3月の右肘靭帯再建手術手術(通称トミー・ジョン手術)後、初めてマウンドから投球練習を行った。地元紙「スター・テレグラム」が報じている。

 久々の感覚を味わった。肘への負荷を減らすために、ダルビッシュはホームベース上にしゃがんだロビンソン・チリノス捕手に15球投げたと、記事ではレポートしている。

 復活への道を歩む右腕は先週、1日おきに通常の半分の高さのマウンドから17球、20球、25球と投げていた。ダグ・ブロケイル投手コーチは、ダルビッシュに少し疲労が出たために、この日のマウンドからの投球練習まで2日間、隔を置いたと説明したという。

 同紙によると、ダルビッシュは投球後に「今、痛みはありません。これが続くことを願っています。今日は力まずに投げることができた。いいボールを投げることができた。痛みもないので、問題ありません」と語っている。

 また、FOXスポーツ・サウスウェストはツイッターで「彼が戻ってきた! レンジャーズのピッチャー、ユウ・ダルビッシュが初めてフルマウンドから投げた」と動画付きでレポートしている。

 昨年は、スプリングトレーニング中の3月5日のオープン戦に登板中、右肘に痛みを訴えて12球で降板。これが手術前最後のマウンドだった。5月中旬から6月上旬とされる復帰に向け、ダルビッシュは約1年ぶりのマウンドを踏みしめた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY