日ハム大谷「出したい時に出せた」162キロを自画自賛 「偶然より価値ある」

フィジカル強化で進化実感、「コースもきっちりいっていたし、去年とはそこが違う」

――シーズン開幕前に162キロが出た。

「この時期に出たことはないですけど、出る出ないは別にして、ある程度、力を入れた時に思ったパフォーマンスを出せた方が偶然出るより価値はある。出したいときに出せる、押し込みたい時に押し込める。この時期にやれたことは良かった」

――160キロ以上の球速が出たが、余力を残した状態で投げたのか。

「ある程度、力を入れていきました。コースもきっちりいってましたし、去年とはそこが違うと思います。ある程度、コントロールした真っすぐで自分の高い出力を出せるのか。そのためのフィジカルの強化。コースを間違えない準備をしていきたいなと思います」

――実戦3度目の登板だった。テーマは。

「変化球を投げたいと思っていたので、最後の方に多く投げることが出来た。やってきたことを継続して、いい状態でマウンドに立てていると思う。まだまだ上げていく部分がある。今の時点ではいい方だと思います。(変化球は)全部の球種を投げました。遅いカーブも速いカーブも投げることが出来た。その中で、いい球もあったと思います」

――球数68球と省エネだった。

「なんとか80球で5回までいければと思っていた。結果的にそうなったのは良かった。球数が少ないのは偶然の部分があるので、狙ったアウトを取れるようにしたい」

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