降雨ノーゲーム、日本ハム大谷が次回登板で見据えるモノ

3回途中で中断、中止に、「何も内容がなかった」

 日本ハムの大谷翔平投手が9日のDeNAとのオープン戦(鎌ヶ谷)に先発したが、3回の投球中に降雨ノーゲームとなった。

 気温8度。試合前から小雨の降る中でのマウンドだった。直球の最速149キロと本来のスピードを出せない中で、2回2/3で2奪三振2四球、2安打無失点(参考記録)。初回先頭・内村に四球を与えるなど制球に苦しんだ。試合後は硬い表情で振り返った。

――悪天候の中での投球だった。

「特に内容のないマウンドでした。マウンドでしっかりと投げられてなかった。何も内容がなかったと思います」

――最速149キロと球速も出てなかった。

「コントロール重視ではないですけど、ある程度、力を入れて投げていく感じもなかったです。意図的にやるより、勝手になっていたと思います」

――侍ジャパンの4番・筒香とも対戦。対戦結果は遊飛、振り逃げだった。

「特に打者を気にする場面ではなかったです。遊飛になったのはラッキーだった。内容のある投球ではなかったです」

――2軍本拠地・鎌ヶ谷スタジアムでは約1年ぶりの投球だった。

「鎌ヶ谷でいい投球をした覚えがないです。いつも悪い。そういうイメージしかないです」

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