岩手出身の日ハム大谷、被災地への思い明かす 「出来ることは変わらない」

震災から5年、「『元気になりました』と言ってもらえるのはうれしい」

 岩手・水沢市(現奥州市)出身の日本ハム・大谷翔平投手が10日、被災者への思いを明かした。

 東日本大震災が発生した時は花巻東2年生だった。未曾有の大災害から5年。震災時に練習できなかったことや、被災者との知られざる話などを語った。

――11日で大震災から5年が経つ。

「毎年そうですけど、(震災の質問に答えるのは)難しいですよね。自分に出来ることは変わらない。今でも(岩手の被災者から)手紙をもらいますし。基本的には僕は(野球で)頑張るしかない。その姿を見て、(被災者から)『元気になりました』と言ってもらえるのは、すごくうれしいことと思います」

――震災時に大変だったこと は。

「(実家のある岩手・奥州市は)内陸だったので、特に被害はなかったですけど、同じ野球部員は沿岸の人が多かった。沿岸部の方は結構大変だったと思います」

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