4年連続開幕投手へ、楽天則本が“パパ初登板”で快投 OP戦異例のお立ち台も
中日戦で6回無失点、第一子誕生後初登板で「一家の大黒柱として今まで以上に…」
4年連続の開幕投手へ、視界良好だ。楽天の則本昂大投手が12日の中日とのオープン戦(静岡)に先発。6回1安打無失点と抜群の安定感を見せ、勝ち投手となった。
4回、右腕は四球と自身の暴投で2死二塁のピンチを招いたが、森野を一ゴロに仕留めて脱出。試合後に「なかなか状態は良くなかった」と振り返ったものの、4回以外は二塁を踏ませない内容で先発投手としての役割を果たした。
攻撃陣は初回1死一、三塁、主砲のウィーラーが左翼へ適時打。この1点を投手陣の完封リレーで守り抜き、エースに白星が舞い込んだ。
グラウンド外では、8日に第一子となる女の子が誕生した。大切な存在が増え「一家の大黒柱として、チームの柱として、今まで以上に頑張りたい」と、今季に懸ける思いはいっそう強くなったようだ。