2年連続開幕投手に臨む日本ハム大谷、本番を前にその胸中は?

本番に向け「いい緊張感」「ゼロでいけたら」

 日本ハムの大谷翔平投手が25日のロッテ戦(QVC)で2年連続の開幕投手を務める。

 ロッテの開幕投手は涌井秀章。昨季ともに15勝を挙げ、タイトルを分け合った右腕とリーグ最多勝対決となる。昨年3月27日の楽天との開幕戦(札幌ドーム)では6回途中3安打1失点で勝利した大谷。2年連続開幕勝利をかけたQVCマリンはプロ通算3度目の先発となる。

 試合前日はQVCマリンでダッシュ、キャッチボールなどで調整した大谷。開幕戦やプロ4年目の今季にかける思いなどを明かし、チームでは12年斎藤佑樹以来の開幕戦での完投勝利を誓った。

――開幕戦に向けて。

「明日から始まりますけど、まず最初の一戦が大事になる。1勝1勝積み重ねて、最終的に優勝できればと思います。開幕戦のマウンドに立った投手が抑えるのは理想。カード頭で大事ですし、シーズンの最初という意味では大事になる。ゼロでいけたらいいです」

――開幕前日。気持ちの高ぶりは。

「いい緊張感はあります。過度な緊張はないです。(緊張感は)去年とあまり変わらないです。初戦を取れるように一生懸命頑張りたいです」

――ズバリ開幕戦の初球は。

「あまり決めないので。出されたサインに投げられればと思います」

――ナイターで寒さがある、

「手段はいくらでもある。マウンドに上がったら関係ない。抑えたものが勝ち。1人で多く抑えることに集中していきたいです」

――QVCマリンのマウンドは。

「好きでも嫌いでもないですね。普通ぐらいです」

――中田から「自然体で」とエールを受けた。

「中田さんクラスなら自然に入れるのかなと思いますけど、僕には難しいので。それが出来たら、一番いいですけど、全員が全員そういうわけではないので。僕は僕のやり方で自然体で入れればと思います」

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