開幕戦で4安打3打点の大暴れ 楽天・岡島「集中して打席に立てている」
「今シーズンはやらなきゃいけない」
25日の開幕戦で「1番・右翼」でスタメン出場した楽天・岡島が4打数4安打3打点と大暴れした。
2点を追う初回の攻撃。先頭の岡島は2ボールから136キロの直球をセンターに運んだ。2番・銀次の三直で一塁に戻れずアウトになったが、岡島がソフトバンクの先発・摂津を捉えたことでチームは沈まなかった。
2回には藤田が2点タイムリーを放つと、なおも1死満塁で岡島がレフトへ2点適時打を放って逆転に成功。3回にはシンカーを捉え、5回にはスライダーをレフト前にポトリと落としてタイムリーにつなげた。
「1打席、1打席、集中して打席に立てている。自分が打てるかなと思った球に手を出せている」と好調の要因を分析する岡島。14年シーズンは142試合に出場したものの、昨季は怪我で41試合の出場にとどまった。「今シーズンはやらなきゃいけないという気持ちあるし、そのためにキャンプとかできつい練習もやってきた。なんとか結果を出せるようにという思いでやっています」と決意を話す。
リードオフマンとして最高の形でスタート。それでも、「もうちょっと打つべき球はあったんじゃないかなと思うし、一発で仕留められないというケースもあった。もっと今後に向けてできることが自分の中であるのではないかと思っています」と反省も忘れなかった。
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高橋昌江●文 text by Masae Takahashi