日ハム栗山監督、好投有原を絶賛 今季初勝利に「ご心配をおかけしました」

連敗後の周囲の反応に「みんなに気を使ってもらって申し訳なかった」

――有原をリーグVのキーマンに挙げていた。

「翔平は二刀流なので別物として考えている。(左腕・吉川と有原は)左右の軸になる投手。航平自身も『自分はこういう投手』と思ってくれれば、うれしい。良かったと思います」

――打線は5回に2四球、送りバント、田中賢の犠飛と無安打で先制。そのまま決勝点となった。

「投手中心で、と言っていたが、もっと点を取らないと。今の中継ぎ陣の状況を考えると、打ち勝たないといけない。これで落ち着いたので、明日1日空けば、ガラッと変わってくれると信じている」

――開幕3連戦は1勝2敗。

「最低勝ち越さないといけない。目標は達成できなかったが、球場で(報道陣から)『3連敗した2009年は優勝している』と言ってくれて……かわいそうな人に思われているように感じた。みんなに気を使ってもらって、申し訳なかった。必死になっているミスはあるけど、泥臭くやらないと勝てない年。この3試合があったことは最後に運があると感じている」

――29日から本拠地・札幌ドームでオリックス2連戦がある。

「北海道のみなさんに心配かけましたけど、ファンの方の力も頂いて、北海道で大暴れできるように頑張ります」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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