日ハム有原、今季初勝利の裏に大谷らのエール 「2人の分までという気持ち」

普段から仲のいい2投手

 大谷の一言は有原へ力を与える。プロ初登板初勝利した昨年5月15日のオリックス戦(札幌ドーム)も同じだ。前夜に開幕6連勝を飾った大谷がお立ち台で「有原さんが『僕が勝ったら、オレも勝つ』と約束してくれました」と言い、プレッシャーをかけられた。

 すでに球場を離れ、その言葉を関係者を通じて聞いたという有原。当時は「さすが大物は違いますね。頑張ります」と気合を入れ直してデビュー戦で6回2失点。有言実行し、「(大谷に)『なんとか勝ったよ』と伝えようと思います」と笑顔で振り返っていた。

 有原は21歳の大谷より2歳年上だが、普段から一緒に食事に出かけるなど仲がいい。二刀流と14年ドラフトで最多4球団が競争した右腕。この2人が日本ハムの先発陣を支えていくことは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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