前田健太、6回途中3失点も高評価 地元メディアは「キレのある投球」

「前田はキレのいいピッチングを見せてくれた」

「出来れば6回まで投げられればベストだったんですけど、うまく球数もイニングも前回より投げられたので良かったです」と調整は順調そのもの。日本人投手が苦しむこともある、日米のボールの違いについても質問された前田は「ボールは慣れていくしかない。こっちに来て多く登板して慣れていくので気にしてないですね」と淡々と話した。

 この日の投球でも評価を上げた。試合を中継した「スポーツネットLA」の実況は「前田がダメージを最小限に軽減しましたが、守備が彼を落胆させています」と、3回の失点については内野陣の守備のまずさに責任があったと指摘。降板後は「日本からLAにやってきた1年目の前田はキレのいいピッチングを見せてくれました」と称えた。

 メジャーデビューまで、オープン戦登板はいよいよあと1試合。ここまでは5試合で19イニングを投げ、防御率1.89、18奪三振と文句のつけようのない投球を続けている。確かな実力を証明し、1年目のシーズンへと入っていけそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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