川崎、マイナー再契約直後の一発で会場大興奮 「これこそがカワサキの力」
川崎が愛される理由は…「最も記憶に残るインタビューのおかげ」
なぜ川崎はこれほど愛されるのか。記事ではその理由について、川崎の“名インタビュー”を要因の一つに挙げている。
2013年5月26日のオリオールズ戦9回に逆転サヨナラ二塁打を放った際、川崎は通訳のいない試合後のインタビューで「My name is Munenori Kawasaki. I am from Japan. I am Japanese!!(私の名前は川崎宗則です。日本から来ました。日本人です)」とメモを片手に叫んだ。記事はそのことに触れ、「ムネノリ・カワサキは決して野球界で一番の有名選手ではない。MLB4シーズンでホームランは1本しか放っていないが、どこへいっても彼はファンから愛される存在だ。それはおそらく、彼が日本人であることを世界に宣言した、最も記憶に残るゲーム後のインタビューのおかげだろう」と分析している。
マイナー再契約となった後でも、カブスのマドン監督は地元メディアに重要な戦力であることを強調し、「カワサキが昇格を実現した際には、シカゴで最も人気のある選手の1人になるだろう」と語っていた。
新天地でも周囲を引き付けている川崎。指揮官の言葉通り、メジャー昇格をつかんだ際は大歓声で迎え入れられるに違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count