広島エルドレッド、気迫の“流血ヘッド” 地面に顔面強打で一時治療へ
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広島ファンから温かい歓声
広島のブラッド・エルドレッド内野手が31日、気迫の“流血ヘッド”を見せた。
中日戦(ナゴヤドーム)に「5番・左翼」でスタメン出場。気迫のプレーは、5回無死一塁だ。武藤の高めスライダーに詰まりながらも、パワーで右中間へ。196センチ122キロの巨体を揺らして二塁へ向かった。最後にヘッドスライディングを試みたが、人工芝にスパイクが刺さってアンツーカーに顔面を強打。なんとか手を伸ばして二塁ベースに到達したが、二塁ベース上で鼻血が……。トレーナーが駆けつけたが、しばらく放心状態だった。
治療のために1度ベンチへ。緒方監督も心配そうに様子を伺ったが、エルドレッドは数分後に走って二塁ベースへ。気迫のヘッドに、広島ファンから温かい歓声と拍手が送られた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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