阪神・能見、好投も9回に悪夢 サヨナラ打浴びた歳内「申し訳ない」

8回まで3安打無失点、完封目前で筒香に被弾

 最後の最後で勝負を引っ繰り返された。1日のDeNA戦(横浜スタジアム)に先発した阪神・能見は8回まで3安打無失点と文句の付けようがない投球。1-0としびれる展開で迎えた9回に悪夢が待っていた。

 先頭の筒香に初球を左中間スタンドへ運ばれ同点。さらに1死から山下に中前打。2死から桑原に四球を与えたところで降板した。能見のあとを受けた歳内は代打・下園に左中間へサヨナラ打を浴びまさかの逆転負けとなった。

 本来なら1点リードの9回は守護神・マテオが満を持して登板する可能性もあった。だが、延長12回引き分けに終わった前日のヤクルト戦(神宮球場)で9回から3イニング、61球を投げており連投は現実的に不可能な状況だった。

 サヨナラタイムリーを打たれた歳内は「準備はできていた。(ストライクを)取りにいったわけではないが、そこで打たれたしまって能見さんに申し訳ない」と肩を落とした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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