史上初の「20勝&20本塁打」へ 日ハム大谷が乗り越えるべき3つの“壁“とは

二刀流の「集大成」と位置づける2016年、投手では2試合連続白星なしでスタート

 日本ハム・大谷翔平投手が開幕から2試合連続で白星なしに終わった。1日のソフトバンク戦(静岡草薙)は6回5安打1失点で勝利投手の権利を持って降板。しかし、8回にマーティン、守護神・増井が崩れ、今季初勝利を逃した。

 2年連続で開幕投手を任された3月25日のロッテとの開幕戦(QVCマリン)では7回5安打3失点も今季初黒星。打撃では29、30日のオリックス戦(札幌ドーム)で2戦2発と好スタートを切ったものの、開幕から2試合勝ち星なしは4年目で初めてだ。

 二刀流の「集大成」と位置づける2016年。球界史上初の「20勝&20本塁打」は可能なのか-。21歳が乗り越えるべき3つの“壁”が見えてきた。

(1)エース対決

 1日のソフトバンク戦は開幕戦から中6日で先発した。栗山監督はシーズンを通して中6日で登板させる方針を示している。いわゆる?“表ローテ”の初戦を任せられることとなり、次回登板予定の8日楽天戦(コボスタ宮城)では開幕から2戦2勝の則本との投げ合いが予想される。ソフトバンク・摂津、ロッテ・涌井、オリックス・金子千、西武・菊池…。エース級投手との対決でどれだけ勝ちを拾えるか。

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