楽天、連勝は「3」でストップ 「チャンスがなかった。残念な結果」

5日からオリックス戦、「初戦を取ることが大事」

 楽天は3日の西武に2-3で敗れ、連勝は「3」でストップした。

 3回、1死一、二塁から3番・銀次がレフトに先制打。ウィーラーもレフト前ヒットで続き、2点を先行した。ところが、先発・釜田が直後の4回に1死から4連打を浴びて同点に追いつかれた。

 前日の試合では先発全員の17安打で快勝したが、この日は4回以降をピシャリと抑え込まれた。7回の攻撃では、1死一塁から嶋がバントを試みるも、2-6-3のダブルプレー。ファウルではないかと梨田監督はベンチを飛び出したが、判定は変わらなかった。

 8回には無死一塁で、プロ初スタメン出場を果たしたオコエに代打・福田を送って犠打を決めたものの、得点には結びつかず。9回に2死三塁で鬼崎に3番手・福山が決勝打を許した。

「先に2点は先行したんですけど、すぐに同点に追いつかれて、そのあと、チャンスがなかった。残念な結果でした」と梨田監督。先発・釜田が6回2失点、115球を投げて降板。2番手・金が7回の1イングを無失点に抑え、8回から福山を送り、継投でしのいで攻撃のチャンスを待ちたかったが……。

 5日からのオリックス戦に向けて梨田監督は「初戦を取ることが大事になってくる」と気を引き締めていた。

【了】

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY