デビュー戦勝利の前田健太に最強左腕も脱帽 まさかの一発に「敵わないよ」

「バッティングまで出来たら、リトルリーグの世界だよ」

 2011年に最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠に輝いたカーショウは、28歳にしてすでにサイ・ヤング賞を3度受賞しただけでなく、2014年にはシーズンMVPにも輝いたメジャー最強投手だ。

「彼の打撃練習を見ていたから、彼が(バットでも)実力者であることは分かっていた。でも、僕はメジャーで8年間プレーしていて、ホームランは1本だけ。だから、すごく強い印象を受けたんだ。いいピッチングをするとはみんな思っていたけど、バッティングまで出来たら、リトルリーグの世界だよ」

 記事によると、カーショーはPL学園高時代にエースで4番だった前田の打棒に感服していたという。アリゾナでのスプリングトレーニングでも、前田は打撃練習でホームランを連発。豪打の理由は日本製のバットが理由だとして、投手陣が練習中に前田のバットを次々と使ったというエピソードもあった。メジャーデビュー戦で前田が見せつけた二刀流の実力に、チームメートも驚きを隠せない様子だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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