川崎宗則、新天地でも大人気 米メディア異例の訴え「ムニをメジャーに」!?

またも「最高のインタビュー」が話題に

 メジャーでのプレーを目指しカブス傘下の傘下3Aアイオワで奮闘中の川崎宗則内野手が今年も「最高のインタビュー」で話題となっている。MLB公式動画サイト「Cut4」が川崎について「いまだに素晴らしいインタビューを供給し続ける」と伝えている。

 今季カブスとマイナー契約を結んだ川崎は招待選手としてメジャーキャンプに参加。オープン戦で好成績を収めながら開幕メジャーは実現せず、1度契約解除となり再びマイナー契約を結び直した。メジャー昇格の前提となる40人枠には登録されたが、現在は球団傘下の3Aアイオワでプレーしており、7日(日本時間8日)には「9番・ショート」でラウンドロック戦にも出場している。

 そんな34歳に関し、今回はアイオワで米地元テレビ局の取材に答えた英語インタビューの模様が話題となり、Cut4でも特集された形。川崎はその中で懸命に英語を駆使し、「アイオワは好きだ」、「シカゴカブスは好きだよ。なぜって僕のチーム、僕のファミリーだから。シカゴカブスは好き」、「アイオワの連中? 連中はみんな英語をしゃべっているよ。英語がうまいね。日本語は誰もしゃべらない。でもみんなナイスガイだ。ブラッド・ピットみたい。同じに見える」などとユーモアたっぷりに回答した。

 また、今季のゴールを質問された川崎はゴーストと聞き間違え、「幽霊? 幽霊は嫌い。なぜなら、まだ見たことがないから。怖いよね」と答える場面も。記事はこれを「最高のインタビュー」と評し、「これまでのほとんどのムニへのインタビューと同様、ファンタスティックな方向に向かった――幽霊の存在に対する考えから、ブラッド・ピットまで」とレポート。最後は「カブスはムニをメジャーリーグに呼び戻してくれ」と訴えている。

 マイナーにいても注目を浴び続けている川崎。新天地でも存在感を発揮しているベテランは、周囲からメジャー昇格を期待されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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