巨人・大田が今季1号 中日のエース・大野から豪快弾

左中間スタンドへ先制2ラン

 巨人の大田泰示外野手が8日のナゴヤドームでの中日戦で6番・レフトでスタメン出場し、2回の第1打席で今季1号となる豪快な本塁打を放った。

 打った瞬間に本塁打とわかる目の覚めるような打撃だった。右中間二塁打で出塁したクルーズを二塁に置き、大田は大野の内角の球を狙いすまして、初球からスイングした。打球は左中間席へ飛び込んだ。2ランで巨人が先制した。

 巨人の左翼は亀井や堂上と固定されずに起用が続く。大田は左投手が先発だったため起用された。スタメンは3月31日のDeNA戦以来となったが、高橋監督の期待に応えた。

 大田は今季8年目。年齢は25歳になった。期待をかけられながらシーズンを通した活躍ができないでいた。オフは打撃フォームを修正し、構える段階から力感の少ないフォームに変更。インパクトの瞬間に力を入れるよう心掛けていた。今季初打点となる初ホームラン。試合の行方を左右するだけでなく、エースからの大きな一撃。今後につながる一発になることを期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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