岩隈久志、「苦しい」6回3失点で初黒星 地元紙は「試合を作った」と評価も…

2回から3イニング連続で失点、「ずっと苦しい投球になってしまった」

 マリナーズ岩隈久志投手が11日(日本時間12日)、レンジャーズ戦で今季初黒星を喫した。6回3失点(自責3)という数字以上にもたついた印象の強い投球内容となったこの日の登板について、岩隈は通訳を介して「今日はマウンド上にいる間、ずっと苦しい投球になってしまった」と話したと、地元紙「シアトル・タイムス」が伝えている。

 初回を打者3人で抑えたものの、味方打線が1点を先制した直後の2回から3イニング連続で失点。岩隈には珍しく、2回は球数25球を要しながらも、2点差でしのいだ投球内容について、同紙は「試合を作った」と一定の評価をした。

 だが、岩隈自身は「球が高めに浮くことがあった。唯一後悔しているのは、味方打線が先制してくれた直後に失点してしまったこと」と投球内容には満足していない様子であることを伝えている。

 次回は17日(同18日)に敵地で行われるヤンキース戦で先発予定。楽天時代の後輩・田中将大投手と投げ合う可能性が高い。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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