イチロー初スタメン&初長打も…監督は起用法に苦悩?「確かなプランない」

「マッティングリー監督は窮地に立たされている」

 そんな若手外野手をいつ休ませ、イチローをどう起用していくかについて、記事では「繊細」と表現。指揮官が選手に伝えるタイミングを気遣っている様子も伝えた上で、「彼(イチロー)の打撃技術は間違いなく下降線をたどっている。そのためにマッティングリー監督は窮地に立たされている。イチローに今季3000安打を達成してもらいたいと願いつつも、真のゴールはより多くの勝利を積み重ねることだ。そして勝利への近道は3人の若手外野陣が試合に出ることでもある」とレポートしている。

「イチローには『試合に勝つ』という面での一翼を担ってもらいたいと思っている。それこそが彼がここにいる理由だ。彼はこの後も長きにわたってプレーしたいと語っている。その点については心配していない、それも試合に勝つということに紐づいている。その先に3000安打達成があるとするならば、実現することを願っている」

 記事の最後でマッティングリー監督はそうコメントしている。

 イチローはメジャー16年目を迎えた今も徹底した体調管理でトップコンディションを維持。昨季から加入した新天地では多くの選手から慕われ、若手の手本としてもチームを支えている。しかし、出番が回ってこなければ、結果は残せない。イレギュラーな起用の中でどの程度、出番をつかみ、結果を残していけるのか。その活躍に多くのファンが注目している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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