ホークス福田、パ打撃十傑入り　「エース級からのヒットは自信」

「100試合出場、30盗塁」が目標、カギ握るリードオフマンの活躍

「エース級のピッチャーとの対戦が多い中で、ヒットを打てていることは自信になります。これからもヒットをどんどん重ねていきたいです。塁に出ないと盗塁もできないので」

「100試合出場、30盗塁」という目標を掲げて開幕を迎えた福田は、ここまで4盗塁。チームが先日まで借金生活を続けていたこともあり、慎重にならざるを得ない状況であったことは確かだ。福田本人の打撃の調子が上がり、チームも波に乗ってきたことで、盗塁を企画する機会は増えていくだろう。

　15日のイーグルス戦は則本昂大が登板予定。開幕戦では第1打席から2打席連続安打を放っているが、続く2打席はともに空振り三振を喫した。

「ヒット2本といっても、ギアを上げてからはこてんぱんにやられました。ヤフオクドームではさらに良くなるらしいので、しっかり向かっていきます」

　イーグルス3連戦の後は敵地でのマリーンズ3連戦と、上位2チームとの対戦カードが続く。一気に首位浮上を狙うためにも、リードオフマン福田の活躍が大きなカギを握りそうだ。

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藤浦一都●文　text by Kazuto Fujiura