日ハム大谷の直球が130キロ台!? 剛腕の新たな引き出しは“遅球”

栗山監督は“遅球”を評価、「プラスにしてくれると信じています」

 虚を突かれたロッテ打線は2イニング連続で3者凡退。8回2失点で、開幕から4試合連続でクオリティースタート(6回以上を自責3以下)を達成した。

「(投球全体で)調子は良くはなかったですね。テンポが良くなかった。その割に長い回を投げられたのは良かったと思います」

 チームは勝てなかったが、投球の幅を見せた。栗山監督は「(試合終盤で)結構、体を使えなくなっている状況だったと思う。何かをつかめればいいだろうし、どういう状況でもいろんな投げ方が出来るのは投球の幅が広がると思う。それがいいとか、悪いとかではなくて。プラスにしてくれると信じています」と目を細めた。

「(開幕から勝ちなしに)ゼロに抑えて1点取れば、勝てますけど。先制点を入れられているのは、厳しい。打線は打てる時もあれば、打てない時もある。出来る限り最少失点でいくしかない」

 次戦は24日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)が予想される。勝ち負けはもちろんだが、日本一軍団へ、どんな投球を見せるのかも注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY