最強左腕カーショーも前田健太の実力に太鼓判 「究極の変化球の使い手」

ド軍エースも前田の力認める、「彼はもっと通用する」

 ドジャースの前田健太投手が17日(日本時間18日)の本拠地ジャイアンツ戦に先発し、7回4安打7奪三振1失点と好投を見せ、無傷の2勝目を挙げた。3回にパニックにライトポール際へソロ弾を被弾し、メジャー初失点を喫したものの、その1失点のみに抑えて3-1の勝利に貢献。前田はこれで開幕から3試合連続でクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)となり、自身初めてドジャースタジアムでの白星を手にした。

 スプリングキャンプからシーズンスタートまで上々の滑り出しを見せている前田をチームメイトはどう見ているのか。宿敵ジャイアンツとの一戦を中継した米スポーツ専門局ESPNでは試合開始前にエース左腕クレイトン・カーショーに前田に関するインタビューを実施。その中でカーショーは前田の実力に太鼓判を押している。

 カーショーはメジャー9年目の左腕。2014年にシーズンMVPに選出され、サイ・ヤング賞3度(11、13、14年)、最優秀防御率4度(11~14年)を誇るメジャー屈指の実力者。ドジャースを牽引するエースは、今季加入した前田について質問されると眼鏡の奥で嬉しそうに目を細めた。

「究極の変化球の使い手だよ。ストライクを投げることもできるし、バウンドさせて三振を奪うこともできる。四球も出さない。制球もすごい。ストライクゾーンに速球も決まる。見ていて楽しいよ。彼はもっと通用すると思う」

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