快投続く前田健太、米メディアが徹底分析&外角攻め着目「最高のお買い得」

米メディアが着目した外角攻め、「昨季のグリンキーの確率とほぼ同じ」

 そして前田が3試合で好投を続けた時点で、米メディアがその投球を分析する特集を組み、グリンキーとの比較も交えながら詳細をレポートしている。

 記事ではまず前田の外角を突く投球に着目。「元ドジャースのザック・グリンキー投手のように、前田は打者の外角にボールを収めることに卓越している。前田は約75パーセントの投球を、プレートの外角か外角のコーナーに留めている。これは今季のメジャー全先発投手で最高の確率。昨季のグリンキーの確率とほぼ同じだ。グリンキーのこの数字は規定投球回に達した投手の中で2位だった」と伝えている。

 記事によると初戦のパドレス戦での外角率は67パーセント、2試合目のDバックス戦では72パーセント、ジャイアンツ戦では84パーセントと上昇しており、ジャイアンツ戦では98球のうち82球に達したという。その外角球は「成果は上々だ。前田の外角のボールの被打率は.208。3四球を与えたにもかかわらずだ」と高評価を受けている。

 また外角攻めの効果は打者のバットの芯を捉えた「強打率」にも表れているという。メジャーの投手の平均値は14パーセントだが、前田はわずか9パーセントで長打を避けることに成功している様子がレポートされている。

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