来日初勝利の日ハム新助っ人バース、大谷の存在もモチベーションに?

試合前に「何としてもでも勝ちたい」と語っていたバース

 日本ハムのアンソニー・バース投手が21日、西武戦(札幌ドーム)で7回途中を投げて4安打3失点。最速154キロの力のある速球を武器に、4試合目の登板で来日初勝利を挙げた。

 レンジャーズから昨オフに加入したメジャー通算129試合右腕。待望の勝ち星の舞台裏には、開幕投手を務めた大谷翔平投手との“戦い”があった。試合前にバースは、こんな話をしていた。

 バース「大谷とどっちが先に1勝出来るか。それがレースになっているので、何としてもでも勝ちたいね」

 今季の開幕ローテーションに入った投手は5人いた。まずは昨季新人王の有原が開幕3戦目、3月27日のロッテ戦(QVCマリン)で先発初白星 。その後、吉川が3月29日のオリックス戦(札幌ドーム)、メンドーサが4月15日のロッテ戦(札幌ドーム)でそれぞれ勝ち星を挙げ、残るは4試合勝ちなしの大谷とバースだけだった。

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