ダルビッシュ復帰は5月17日からの敵地遠征!? GMが期待「可能性はある」

21日には打撃練習で47球、女房役は絶賛「速球が凄く伸びていた」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が肘の手術を乗り越え、5月中旬のメジャー復帰に向けて順調な調整を進めている中、女房役が日本人右腕の「豪速球復活」に太鼓判を押していると、MLB公式サイトが報じている。

 昨年3月に右肘靭帯損傷でトミー・ジョン手術を受けたダルビッシュは、21日(日本時間22日)に本拠地グローブ・ライフ・パークで打撃投手を務めた。記事によると、ブレット・ニコルス、ブライアン・ホラデイ、ジョシュ・ハミルトンを相手に計47球を投げたという。22日(同23日)の肘の様子を見て、26日(同27日)に2Aフリスコでリハビリ登板に臨むことになるとMLB公式サイトは伝えている。

 ジョン・ダニエルズGMは、5月16日から22日までアスレチックス、アストロズと続く敵地遠征(19日は移動日)での復帰を見込んでいるようだ。記事の中で「(復帰が)この遠征になることを祈っている。可能性はある。大まかなターゲットだけどね」と語っている。

 また、女房役を務めたクリス・ジメネス捕手は「復活間近だね。彼もワクワクしているみたいだ。信じられないぐらいいいボールが来ている。彼のファストボールは凄く伸びていた。ストライクゾーンに決まっていたし、最後の8フィート(約2.5メートル)でもう一段階ギアが上がる感じなんだ」と絶賛したという。

 昨季は大手術の影響で棒に振ったが、リハビリ期間には肉体改造に取り組んだダルビッシュ。さらにスケールの大きくなったピッチングを期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY