イチロー同僚が薬物陽性で80試合出場停止に マ軍社長「大きな大きな失望」

マーリンズに衝撃、ゴードンが禁止薬物使用で出場停止処分

 マーリンズのディー・ゴードン内野手が、MLBの定める薬物使用規定に違反したため、80試合の出場停止処分となった。

 昨季ナ・リーグ首位打者のゴードンは、薬物検査の結果、規定により運動能力向上薬として定められている外因性のテストステロンとクロステボルに陽性反応を示したという。80試合の出場停止中は報酬は支払われない。

 球団公式サイトによれば、この衝撃的なニュースは、ドジャースに4連勝した試合の直後に発表されたという。サムソン球団社長は「ディー・ゴードンはこのチームにとって非常に重要な存在だ。我々はみんな彼を愛しているし、サポートしたい。だからこそ、彼が犯した行為は受け入れがたいものだ。チームにとって、今もこれから何年先も、大切な選手であるべき人物。子供たち、ファン、チームメイト、マイアミが誇れるように球場の内外で毎日働いている関係者全員にとって、大きな大きな失望だ」と語ったと伝えている。

 ゴードンはこの日の試合で、7回2死一、二塁の場面でドジャース前田から同点となる左前適時打をマーク。昨季は首位打者と盗塁王にも輝いた。チームメイトのイチローを慕う様子も報じられてきた28歳の出場停止処分はチーム内でも大きな波紋を呼んでいる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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