前田健太、次は中7日で登板 監督期待「右打ちモンスターズ」に「対抗できる」

今季初の中7日、その理由は「余計な休みを与えるというよりも、マッチアップにある」

 ドジャースの前田健太投手の次回登板が、6日(日本時間7日)の敵地ブルージェイズ戦に決まったとMLB公式サイトが報じている。ローテーション通りなら4日(同5日)の敵地レイズ戦で登板する見込みだったが、デーブ・ロバーツ監督は「右打ちモンスターズ」と警戒するスラッガー対策のために、交流戦のブルージェイズ戦にぶつけることを決めたという。

 4月28日(同29日)のマーリンズ戦では6回2/3を7安打4失点でメジャー初黒星を喫した前田。記事では、次回登板が今季初の中7日となることについて、「この動きは右腕に余計な休みを与えるというよりも、マッチアップにある。水曜日のレイズ戦の登板に繰り上がった左腕アレックス・ウッドよりも、右打ちばかりのブルージェイズの打線に前田の方が対抗できる」と指摘している。

 昨季、22年ぶりに地区優勝を果たしたブルージェイズには、シーズンMVPのジョシュ・ドナルドソンをはじめ、ホセ・バティスタ、トロイ・トゥロイツキー、エドウィン・エンカーナシオンら右打ちのスラッガーがズラリ。ロバーツ監督は「右打ちモンスターズ」と名付け、警戒している。今季は25試合終了時点で、4人合計20本塁打、63打点を叩き出している重量打線だ。

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