阪神横山プロ1勝&原口1号、広島首位奪回、西武メヒア連発…4日のプロ野球

DeNAは復帰の梶谷が活躍、日ハムは一発攻勢も引き分け、楽天銀次は逆転3ラン

 プロ野球は4日、各地で6試合が行われた。セ・リーグは、DeNAが復帰初戦の梶谷の活躍でヤクルトに勝利した。梶谷は4回、1死二塁の好機でライトへの先制タイムリーを放つと、6回にはフェンス直撃のスリーベースで好機を作り、ロペスの犠飛で生還。DeNAは7回にも宮崎のタイムリーで1点を加えた。先発・石田は7回途中無失点の好投で2勝目。ヤクルトは打線が奮わず、連勝は5で止まった。

 阪神は昨年のドラ1左腕・横山が中日相手に7回無失点の快投でプロ初勝利。打線は原口がプロ初アーチとなる3ランなどで4打点、ゴメスも2打席連続タイムリーで3打点と大量援護した。中日は先発・吉見が5回途中7失点と誤算だった。広島が巨人に快勝し、1日で首位返り咲き。先発野村が6回途中1失点と好投し、2打席連続タイムリーと投打で活躍。黒田に並ぶリーグトップタイの4勝目を挙げた。巨人は598日ぶり先発の江柄子が5回途中5失点と踏ん張れず、打線もチャンスを作りながら1得点のみに終わった。

 パ・リーグでは、本塁打ランク単独トップの西武メヒアがまたしても爆発した。同点の5回にバックスクリーンへ勝ち越し3ラン。4点リードの6回は中村が4号ソロを放つと、メヒアが2者連続&2打席連続の一発をレフトスタンド最上段に叩き込んだ。先発菊池は7回2失点で2勝目。オリックスは2点を先制も、あっさりと試合をひっくり返された。

 日本ハム-ソフトバンクは4時間45分の熱戦の末に引き分け。ソフトバンクは内川が先制2ランなど3打点と活躍も、日本ハムは一発攻勢で対抗。先発・和田から陽岱鋼、中田、大谷、レアードが本塁打を放った。延長に入ってからはソフトバンクがチャンスを作るも、日ハムの救援陣が踏ん張った。ロッテと対戦した楽天は、1点を追う5回に銀次が逆転3ランで試合をひっくり返すと、続くウィーラーもソロを放って5-2とし、試合のムードをガラリと変えた。先発・美馬は6回2失点で無傷の3勝目。ロッテは二木が5回につかまり、5失点でKOされた。

【セ・リーグ】
◇DeNA 3-2 ヤクルト(横浜)
勝 石田(2勝1敗)
敗 新垣(1勝1敗)
S 山崎康(0勝1敗5セーブ)

◇中日 0-9 阪神(ナゴヤドーム)
勝 横山(1勝0敗)
敗 吉見(0勝1敗)
HR【神】原口1号

◇巨人 1-6 広島(東京ドーム)
勝 野村(4勝1敗)
敗 江柄子(0勝1敗)

【パ・リーグ】
◇西武 8-2 オリックス(西武プリンスドーム)
勝 菊池(2勝4敗)
敗 東明(1勝3敗)
HR【西】メヒア12、13号、中村4号

◇日本ハム 6-6 ソフトバンク(札幌ドーム)
HR【日】陽岱鋼2号、中田4号、大谷4号、レアード8号【ソ】内川5号、中村晃2号

◇楽天 5-3 ロッテ(Koboスタ宮城)
勝 美馬(3勝0敗)
敗 二木(2勝3敗)
S 松井裕(7セーブ)
HR【楽】銀次1号、ウィーラー3号【ロ】デスパイネ6号

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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