日ハム中島が驚異の粘り ファウルが味方ベンチへ、近藤はグラブはめる
同僚もビビる? 最後はSBスアレスの14球目を見送り四球
日本ハムの中島卓也内野手が5日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で驚異的な粘りを披露。チームメートもビビらせた。
1点を追う8回2死で、マウンドには150キロ超の剛速球を持つスアレス。初球の154キロ直球を見逃したが、そこからファウルで9球ファウルで粘った。最後はフルカウントからの14球目、内角低めへ外れるスライダーを見送り、四球を選んだ。
11球目のファウルは打球が自軍ベンチを強襲。身をかがめてよけた近藤は、次の投球から思わず外野用グラブを左手にはめた。さらに、12球目は三塁側ネクストバッターサークル付近へ。次打者の田中賢はあんぐりと口をあけたままだった。
粘りに粘って選んだ四球は得点につながらなかったが、中島の執念の打撃を見せつけた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count