5回3失点の岩隈に米紙「まあまあの内容」 相手の積極性&スピードに苦戦

今季4敗目、波に乗り切れない岩隈

 8日(日本時間9日)のアストロズ戦で今季4敗目を喫したマリナーズ岩隈久志投手だが、地元紙シアトルタイムス電子版では、5回7安打8奪三振2四球3失点の内容に「まあまあの内容だった」と手厳しかった。

 この日、岩隈が苦戦した理由の1つとして「出塁した時に見せたアストロズのスピードと積極性」を指摘。アストロズは、3回にアルトゥーベが立て続けに二盗、三盗を決め、さらに四球で出塁したコレアも二盗。そこからラスマスのセーフティースクイズで得点を決めている。記事では「岩隈のセットポジションからの投球動作の遅さと(捕手だった)クレベンジャーの送球の遅さをアストロズがうまく利用した」とレポートしている。

 記事によると、岩隈はこの日の投球について「全体的には速球に力はあった。ただ、球数を多く投げさせられてしまった。少なくとも6回は投げたかったが、投げることができませんでした」と通訳を介してコメントしている。

 チームは地区首位をキープしているが、岩隈はここまで1勝4敗と黒星が先行し、防御率も4.19と波に乗りきれない様子。次回こそはスッキリとした勝利を飾りたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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