イチロー、MLB16年目で通算打率は現役選手2位 唯一、上回る打者は?

敵地メディアが現役選手のメジャー通算打率TOP5を紹介

 マーリンズのイチロー外野手は8日(日本時間9日)、本拠地でのフィリーズ戦で6試合ぶりにスタメン出場し、4打数1安打1得点。一時勝ち越しとなるホームを踏んだものの、チームは5-6で敗れた。イチローの今季打率は.317に。これでメジャー通算2948安打とし、3000安打まで「52」となった。この試合を敵地フィラデルフィアで中継した地元テレビ局は、イチローのキャリア通算打率が現役選手でメジャー2位となっていることを紹介している。

 イチローはこの日、「1番・ライト」で先発出場。3打席連続で内野ゴロに倒れたが、第4打席で結果を出した。同点に追いついた直後の7回1死走者なしで、中継ぎ右腕ベイリーの77マイル(約124キロ)のカーブをセンター前に弾き返した。日本時代の1278安打を合わせて日米通算4226安打とし、ピート・ローズのメジャー歴代最多記録4256安打には残り「30」としている。

 敵地フィラデルフィアで試合を中継しているテレビ局「コムキャストスポーツネット・フィラデルフィア」はこの打席で、イチローの通算成績について言及。「イチローはミゲル・カブレラの後を追っています。また、ジョー・マウアーの通算打率は.313。イチローの後に付けています」。こう話し、試合前の時点での現役選手の通算打率トップ5を紹介した。

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