田中将大、7回6失点で2勝目ならず…MLB自己ワーストタイの3被弾&自責6
降板直前にチームが逆転も…2番手ミラーが同点ソロ浴びる
今季2勝目を目指したヤンキース田中将大投手は10日(日本時間11日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に先発し、7回を投げて7安打4奪三振6失点(自責6)で勝敗はつかなかった。3被弾、自責点6はいずれもメジャー自己ワーストタイながら、この日は打線が援護してくれた。
ア・リーグで唯一対戦したことがなかったロイヤルズ戦に初登板した田中は、打線の援護をもらいながらも守り切ることができなかった。
味方打線が先制した直後の2回、2死二塁から8番カスバートに逆転2ランを許すと、同点で迎えた3回と2点リードで迎えた5回に、2番ケインの2打席連続弾で同点と逆転。初球から積極的にバットを振ってくるロイヤルズ打線に、高めに浮いたスプリットやスライダーを捉えられ、マウンド上で何度も首を傾げる様子が見られた。
5回にケインに逆転3ランを許して5-6となった後は、6、7回と3者凡退として1点ビハインドをキープ。1点ビハインドで迎えた7回に味方打線が、ロイヤルズ救援ソリアを捉えて再び逆転に成功した。田中は1点リードのまま、勝利投手の権利を持って降板したが、8回に2番手ミラーが同点弾を浴びて勝敗はつかなかった。
田中は今季これまで6試合連続で自責点2以下だったが、この日は昨季6月27日のアストロズ戦以来となるメジャー自己ワーストタイとなる自責点6を記録した。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count