上原浩治、1回無失点も5連勝でストップ あわやバット直撃という場面も…

安打2K無失点で3試合無失点、1人目の打者のバットがマウンドのすぐ近くに落下

 レッドソックスの上原浩治投手は13日(日本時間14日)、本拠地でのアストロズ戦に4番手で登板し、1回を1安打2奪三振無失点に抑えた。相手打者のバットが直撃しそうになり、ヒヤリとする場面もあったが、動じることなく3試合連続無失点。レッドソックスは1点差で敗れ、連勝は「5」でストップした。

 試合は点の取り合いとなり、上原は6-7と1点ビハインドの8回に登板。先頭のカストロをカウント2-2と追い込むと、6球目にスプリットを投じた。カストロは何とか当ててファウルとしたが、バットが手から離れ、マウンド方向に飛んでいった。打球は一塁方向のファウルゾーンへ転がったため、上原はベースカバーに入ろうと走りかけていたが、そのすぐ近くにバットが落下。あわや直撃という事態に上原は驚いた表情を浮かべ、球場もどよめいた。

 しかし、上原はこれで動じることなく、カストロは続く7球目の88マイル(約142キロ)で見逃し三振。マリスニックはスプリットで左飛に仕留めて2アウトとすると、アルテューべには左翼線への二塁打を許したものの、スプリンガーは87マイル(約140キロ)の速球で空振り三振に打ちとった。

 レッドソックスは9回には守護神キンブレルも投入したものの、追いつくことは出来ずにそのまま6-7で惜敗。連勝は「5」で止まった。

 上原は21球を投げストライクは12球。防御率3.14となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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