“韓国50発男”朴炳鎬が自身メジャー初の1試合2発 特大弾連発で42発ペース

レフト中段へ特大弾連発、8号ソロの飛距離は約140メートル

 ツインズの朴炳鎬内野手が13日(日本時間14日)、敵地でのインディアンス戦で8号ソロ&9号2ランと2本塁打を放ち、5打数2安打3打点と活躍した。試合は6-7で敗れたものの、特大本塁打を連発し、相変わらずのパワーを見せつけている。

 朴は1点リードの2回、先発右腕トムリンの直球を捉え、レフトスタンド中段へライナーで運んだ。さらに、同点で迎えた3回には1死一塁でトムリンのカットボールを再びレフトスタンド中段へ。メジャー移籍後初の2打席連続弾となった。

 各プレーのデータ解析を瞬時に行う「MLBネットワーク」の「スタットキャスト」では、2回のソロ弾の飛距離を458フィート(約140メートル)と算出。スタンドまでは6.1秒で打球が到達したという。

 ただ、この試合の前まで得点圏打率1割という朴は、1点リードの8回無死一、二塁の場面では一ゴロ。1点を追う9回2死一、三塁の好機では空振り三振に倒れ、最後のバッターに。勝負弱いという課題も露呈した。

 もっとも、これで34試合消化で9本塁打。シーズン42本塁打ペースとパワーを見せつけており、MLB公式サイトでは本塁打の平均飛距離を「特筆すべきもの」と称えられている。

 韓国ネクセンでは2012年から4年連続ホームラン王&打点王の2冠に輝き、14年に52本、15年には53本と2シーズン連続で50本塁打以上をマークしたスラッガー。このままホームランを量産できるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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