昨季MVP打者が過去21打席の対決で無安打もようやく初ヒット、その天敵とは…

ナショナルズ主砲ハーパーの最大の難敵とは

 昨季ナ・リーグMVPを獲得したナショナルズのブライス・ハーパー外野手が、ようやく宿敵に一矢報いた。球団公式サイトがその試合の模様をレポートしている。

 強打者として知られるハーパーだが、実はこれまで苦手としていたのがメッツ先発マット・ハービー。この日までの対戦成績は、20打数で無安打3四球7三振と、まさかのヒットなし。球団公式サイトによれば、ハーパーが11打席以上対戦した投手でヒットを記録したことがない唯一の投手がハービーだったという。

 19日(日本時間20日)に敵地で行われたメッツ戦で宿敵をマウンドに迎えたハーパーは、第1打席は右翼フライに倒れたが、3回の第2打席でようやく右翼へヒットを放つことに成功。チームはこの回一挙7点を挙げ、勝利した。

 一方、ようやく安打を放ってうれしいはずのハーパーだが、今季は不調続きのハービーが地元ニューヨークのファンにブーイングを浴びる姿を見て「メジャーでも屈指の投手なのに、ブーイングされて降板なんて、気の毒だ。オフシーズンに一緒にトレーニングすることがあったんだけど、本当に一生懸命トレーニングしていた」と気遣っていたという。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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