旅行博で垣間見えた、台湾で加熱する日本プロ野球への注目

台湾からの来場者増へ

 今回はおなじみとなった「Pacific League Girls」という3人組のチアガールズとともに、埼玉西武とオリックスから、それぞれマスコットのレオとバファローベルも参加。ステージでダンスやクイズ大会などで盛り上がりを見せていた。ステージ後の移動やブースへ戻ってからもサインや写真撮影などをねだられ、人が途切れるまで30分近くを要するほど。台湾での「マスコット」、「チア」というアイコンへの人気も垣間見えた。

 またパ・リーグ主催試合を1週間10試合以上、年間260試合以上がライブ放映しているFOXスポーツ台湾も会場内で取材を実施。「Pacific League Girls」へ日本のプロ野球の魅力を聞いたり、マスコット対決も行われたりするなどし、その様子は早速、当日夜に放送されたFOXスポーツの番組内で合計5分弱の時間を割いて紹介されていた。

 さまざまな台湾からのファン誘致に取り組むパ・リーグ、そしてPLMとしても、「これからさらに一人でも多くの台湾のファンが、日本来日時にパ・リーグ各球場を訪れてほしい」と、現地でブースを運営するPLMの上野友輔氏は語る。「札幌、仙台、東京近郊(埼玉、千葉)、大阪、そして福岡は、いずれも台湾から日本を訪れる観光客にとっても目を引く観光地があるが、その一つの候補として、日本のプロ野球の球場へ行くことが選択肢に入って来るようにしたい」と、台湾からの来場者増に意気込む。パ・リーグの次の一手にも注目していきたい。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

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