ブ軍監督が早くも今季4度目退場 大乱闘による出場停止から復帰したばかり

主砲への危険な投球に激怒、ブルージェイズ・ギボンズ監督が4度目の退場に

 ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督が、22日(日本時間23日)に敵地でのツインズ戦で、今季4度目の退場処分になった。球団公式サイトが伝えている。

 5回先頭で打席立ったブルージェイズの主軸ドナルドソンに対し、ツインズ先発ヒューズが初球であわや死球かという厳しい内角球を投げ、2球目に背中の後ろを抜けるボールを投げた。意図的に死球を狙ったかに見える投球に、ギボンズ監督はたまらずベンチを飛び出して球審に抗議。責任審判でもあった一塁塁審が加わった後に議論がヒートアップし、退場処分となった。

 前日からの続きだった。ドナルドソンはツインズのダグアウトから発せられたヤジに応戦したところ、審判への暴言と受け取られて退場処分。そして、この日の第1打席でホームランを放ったドナルドソンがダイヤモンドを一周する間、ツインズのベンチをにらみつける場面があった。問題の危険な投球は、この直後に起きていた。

 試合後、指揮官は「球審は(ヒューズを)退場処分にすると思っていた」と抗議の理由を説明しているという。

 実は、ギボンズ監督は5月15日以来8日間で3度も退場処分になっている。15日のレンジャーズ戦では退場となった後で、両軍が入り乱れる大乱闘が発生してグラウンドに登場。この結果、3試合の出場停止処分と罰金が科せられ、17日から処分を受けたため、20日にチームに復帰したばかりだった。

 今季46試合を終えて退場処分が4度というハイペース。この調子で退場処分が続けば、今季は合計14度も退場処分となる計算になる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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